【福武国語辞典】さ行 > せっ
説経
【せっきょう】

名・自サ変/名
【一】(名・自サ変)〔仏〕経文(きようもん)を説き聞かせ、人を導くこと。「―師」「―祭文(さいもん)」{類}説法【二】(名)「説経節」の略。江戸時代初期に流行した語り物の一種。経文を説き聞かせるものであったが、のちに三味線を伴奏とし、操り人形を合わせ、世俗や人情を語り聞かせるようになった。説経浄瑠璃(じようるり)。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705151910 |