【福武国語辞典】さ行 > ずい
随筆
【ずいひつ】

文体・構成・素材・用語などについて、自由な態度で書いた散文の文学。「―家」{参考}「エッセイ」と同義に使われることが多いが、厳密には、エッセイがやや思索的。自由で制約のない文学であるから、小説・詩歌・戯曲・評論などの文学ジャンルの、どのジャンルにも属さないものを随筆と称するという定義もあるくらいである。随筆の魅力は、気楽な発想で肩の力を抜いて書いた文章の味、つまり筆者の人がらの露呈した部分にあり、炉辺談話のおもしろさに通ずる。↓エッセイ
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705132970 |