【福武国語辞典】さ行 > ジレ
ジレンマ
【ジレンマ】

【1】相反する二つの事柄の板ばさみとなって進退きわまること。「―に陥る」【2】論理学で、両刀論法。大前提が二つの仮言命題、小前提が選言命題からなる特殊な形式の三段論法。「もしこの小屋にとどまれば、食べ物がなくなって飢え死にしてしまう。また、小屋の外に出ればオオカミのえじきとなる。小屋にとどまるか出るかどちらかしかないのだから、いずれにせよ命はない。」の類。《=ディレンマ》▽dilemma
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705121550 |