【福武国語辞典】さ行 > じょ
叙情・抒情詩
【じょじょうし】

主観的感情を直接表現する詩。{参考}詩人の個性的な自我の感情体験を、読者に体験できるように、明らかに示そうとするため、感情内容に相当する韻律形式を求めて表現する。その点で音楽・舞踊に似たところがある。あくまで現在の形で表現する。叙事詩の読者の関心は事件にあるが、叙情詩での興味は歌っている詩人に向けられる。叙情詩の題材は、宗教・恋愛・自然・悲哀・祭宴・愛国などさまざまなものがある。↓詩・叙事詩
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705117380 |