【福武国語辞典】さ行 > じょ
浄瑠璃
【じょうるり】

【1】室町時代に発生した、音曲(おんぎよく)語り物の一種類。【2】〔仏〕清らかで、透明な瑠璃。{参考}【1】は、近世、三味線を伴奏にし、操り芝居と結合して新しい演劇をつくった。京都・江戸・大坂に人形浄瑠璃の座ができ、やがて竹本義太夫(たけもとぎだゆう)の出現で義太夫節が大流行した。のち、江戸で豊後(ぶんご)節などが歌舞伎(かぶき)と結合して現在に至った。↓義太夫節
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705114300 |