【福武国語辞典】さ行 > じゆ
自由詩
【じゆうし】

定型詩のもつ韻律上・形式上の約束をなくした詩。{対}定型詩 {参考}詩は外形の拘束で成立するものでなく、ことばそのものの意味とひびきがイメージを生むのだとする。ホイットマンの詩集「草の葉」(一八五五年)に始まり、日本では、明治四十年(一九〇七)川路柳虹(かわじりゆうこう)の「塵塚(ちりづか)」が最初の作。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705092360 |