【福武国語辞典】さ行 > しず
沈む
【しず・む】

自五
【1】上方から下方へ移る。【ア】水面から水底へ移る。「海に船が―」「川底に小石が―・んでいる」{対}浮く・浮かぶ 【イ】水準線から下へ移る。「日が西に―」「地盤が―」【2】のぞましくない状態になる。【ア】気が晴れない。なやみわずらう。めいる。ふさぐ。「気分が―」「物思いに―」「悲しみに―」{対}浮く【イ】いやしい境遇になる。生活がみじめになる。おちぶれる。「不運に―」【ウ】〔俗〕勝負事に負ける。「点数が―」【3】はででなく落ち着いた感じがする。「―・んだ色の絵」「―・んだ音色」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705075820 |