【福武国語辞典】さ行 > し・
敷く
【し・く】
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他五/自五
【一】(他五)【1】広がりのあるものを一面に置く。【ア】(幅や長さのあるものを)ものの上に置いて平らに広げる。「ふとんを―」「じゅうたんを―」【イ】(広がりのあるものを)地面にならべる。一面に散らす。「運動場に砂を―」【ウ】下にあてる。「座ぶとんを―」「下敷きを―」「夫を尻(しり)に―(=夫に対していばっている)」「どろぼうを組み―」【2】広く行き渡るようにする。「占領地に軍政を―」「新しい選挙制度を―」「戒厳令を―」▽「布く」とも書く。【3】設備する。配置する。「鉄道を―」「陣を―」【二】(自五)〔動詞の連用形について接尾語的に〕一面に広がる。「桜が散り―」「枯れ葉が降り―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705072000 |