【福武国語辞典】さ行 > し
詩
【し】

{教}{常}
【1】韻文の文学。感動を韻律(リズム)を持ったことばで表現した文学。「詩人・詩壇・詩編・詩論・散文詩・自由詩・叙事詩・叙情詩・定型詩」【2】中国の韻文。「詩韻・詩吟・詩歌(しいか)・漢詩・唐詩・律詩」【3】儒教の経典の一つ。「詩経(しきよう)」のこと。{参考}【1】は、広義には文学全体を「詩」ということもある。歴史的には、叙事詩・叙情詩・劇詩の三つがあったが、現在はほとんど叙情詩だけといってよい。日本では、歌謡・和歌・連歌・俳諧(はいかい)・小唄(こうた)などから、近代の新体詩以下の近代の詩があり、もっとも狭義の「詩」は現代詩である。
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705066770 |