【福武国語辞典】さ行 > さし
差し
【さし】

名/接頭/接尾
【一】(名)【1】二人ですること。【ア】向かい合うこと。差し向かい。「―で話す」「―で飲む」【イ】荷物を二人でかつぐこと。差し担い。「―で運ぶ」【2】能の構成要素。謡曲で、拍子に合わせずに節をつけてうたう部分。【二】(接頭)〔動詞について〕その動作・作用が積極的に行われることを示したり、語調を整えたりするのに用いる語。「―押さえる」「―換える」「―かかる」「―せまる」【三】(接尾)【1】〔名詞について〕物を入れること。入れるもの。「油―」「水―」「状―」【2】〔数を表す語について〕舞の曲数を数えるのに使う語。「ひと―舞う」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705056010 |