【福武国語辞典】さ行 > さき
先
【さき】

【1】前方部分。【ア】物の突き出た部分。先端。突端。「鉛筆の―」「半島の―は断崖(だんがい)だ」「手―が器用だ」{対}もと 【イ】進んでいくものの前のほう。先頭。「―に立って案内する」「―の方(かた)からおつめください」{対}あと 【2】動作・作用が向かうところ。【ア】進んで行く前方。「この―に滝がある」【イ】目的地。目的物。「行く―」「落ち着く―」【ウ】話や交渉の相手。先方。「―さまの考え」「送料は―が払う」【3】時間・順序において初めのほう。それより前。以前。「料金を―に払う」「カメがウサギよりも―に到着した」「―に依頼しておいた件をよろしく」{対}あと・のち 【4】時間・順序においてあとのほう。これからあと。前途。将来。「―が思いやられる」「―の見通し」「それから―」「―を読む」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 705053520 |