【福武国語辞典】か行 > ぎだ
義太▽夫節
【ぎだゆうぶし】

竹本義太夫が創造した浄瑠璃(じようるり)語りの技法。{参考}貞享(じようきよう)元年(一六八四)竹本義太夫は竹本座を創立、浄瑠璃の新風を興した。剛健な播磨(はりま)風と艶麗な加賀(かが)風とを折衷して、哀調を帯びた文弥節(ぶんやぶし)を加味したものである。宝永(ほうえい)から宝暦前半まで(一七〇四~五六ごろ)の五十年間が最盛期であった。↓浄瑠璃
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704966450 |