【福武国語辞典】か行 > か・
枯れる・涸れる
【か・れる】

自下一
【1】〔枯れる〕みずみずしさがなくなる。【ア】草木が葉を落とし、命が終わる。【イ】木材の水分がぬけ、乾く。「―・れきった材」【2】つきはてる。【ア】水がなくなる。また、干上がる。「井戸が―」【イ】物・能力などがなくなる。「創作力が―」「財源が―」【3】声がかすれて、よく出ない。{類}しわがれる ▽「嗄れる」と書くが、多くは仮名書き。【4】〔枯れる〕熟練の結果、不要な技などがとれ、人柄や芸に深みがでる。「良寛の書は―・れたいい字だ」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704949930 |