【福武国語辞典】か行 > か・
掻く
【か・く】

他五
【1】手・指・道具を物の表面に強くあてて、押したり引いたりする。【ア】つめを立ててこする。「かゆい所を―」【イ】弦をはじいて琴などを弾く。「琴を―・き鳴らす」【ウ】押しのける。「人ごみを―・き分ける」「オールで水を―」【エ】刃でけずったり切り取ったりする。「かつおぶしを―」「寝首を―」【オ】田を耕す。すき返す。「田を―」【2】(箸(はし)などで)すばやく混ぜ合わせる。「からしを―」【3】(よくない状態を)表面に出す。「汗を―」「恥を―」「べそを―」「欲を―(=非常に欲ばる)」「瘡(かさ)を―」「あぐらを―」
![]() | ベネッセコーポレーション (著:樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄) 「福武国語辞典」 JLogosID : 704930380 |