ディアボラ
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【イタリアン手帳】 肉料理 >
diavola(ディアボラ)は本来「悪魔の」という形容詞。alla diavola(アッラディアボラ)で「悪魔風の」となる。丸ごと1羽の鶏を使い、皮をぱりっと香ばしく、中はジューシーに焼いた、トスカーナ生まれの鶏料理だ。その鶏がどうして悪魔となるのか? 突き出た手羽や脚がマントを広げた悪魔の姿のようだとか、悪魔の顔に見えるとかいうのが一番の理由らしい。最近では、外側にたっぷりのマスタードやペッパーを塗りつけて焼くので、その辛味を悪魔風といったとか、さらにはニンニクやローズマリーを使うことに関係があるという説も。
小悪魔風と称されることもあるが、そんなかわいらしいものというよりは、本来は大胆で素朴な郷土料理。シンプルに豪快に味わいたい。写真はルッコラとプチトマトを添えて賑やかに。
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【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
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イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
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