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トリッパの煮込み
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イタリアン手帳肉料理 >

イタリアのモツ料理。日本ではハチノスと呼ばれる牛の第2胃袋をトマトソース煮込むローマやフィレンツェなどの伝統料理だ。昔は貧しい庶民の料理だったもので、見かけは少々グロテスクだが、臓物ならではの独特の食感と味わいがある。ただし下処理が肝心。丹念に下し た茹ゆでして臭みを取り除いてから、セロリやタマネギなどの香味野菜とトマト、香草などを加え、時間をかけてことこと煮込んでいく。

豆類fagioli(ファジョーリ)(単数形はfagiolo(ファジョーロ))を一緒に煮込むと、Trippa con fagioli(トリッパコンファジョーリ)に。豆とトリッパは相性がよく、温もりあふれる一品となる。名称は前置詞con(=withコン)で一緒に煮込むものをつなぐ形が一般的。ミントを入れるローマトリッパTrippa alla romana(トリッパアッラロマーナ)、パルミジャーノを入れるフィレンツェ風トリッパTrippa alla fiorentina(トリッパアッラフィオレンティーナ)などもある。


東京書籍
「イタリアン手帳」
JLogosID : 14820744


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イタリアン手帳

イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。

【この辞典の書籍版説明】

「イタリアン手帳」岸 朝子

イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。

出版社: イタリアン手帳[link]
編集: 岸 朝子
価格:1512
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ISBN: 978-4487804054