オッソブーコ
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【イタリアン手帳】 肉料理 >
日本語の料理名は、「仔牛の骨つきスネ肉の輪切りの煮込み」。たった数音節のイタリア語が、えらく長いことになってしまう。本来、osso(オッソ)=骨、buco(ブーコ)=穴で、ossobucoは骨髄のこと。だが、オッソブーコといえばたいていこの料理のことを指す。北イタリアの伝統料理で、ミラノ名物ともされている。
仔牛のスネ肉を厚めに輪切りにして、軽く小麦粉をまぶしソテーしてから、トマトと赤ワイン、香草、香味野菜などで煮込む。骨からはほどよく髄が溶け出して、こってりとコクのある味に。それをすっきりした味に仕上げるのによく用いられるのが、クレモラータcremolataというソース。レモンの皮とニンニクとイタリアンパセリをみじん切りもしくはすりおろして合わせたもので、清涼感を添えてくれる。
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【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
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イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
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