パリジャン
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【カクテル手帳】 ジンベース >
"「マティーニ」が“カクテルの王”と称されるのは、ジンとドライベルモットの抜群の相性が生んだ傑作であったからだろう。パリジャンは、その相性抜群の2酒にクレームドカシスを加えたもので、マティーニのバリエーションとも言えるカクテルだ。カシス(黒すぐり)の深い紅色に染まったグラスが美しく、甘い香りにうっとりさせられる。
パリジャンとは、「パリで生まれ育ったパリっ子」のこと。フランスにおいてもパリは特別な街であり、パリっ子には、スノビッシュで取っつきにくいなど、ややネガティブなイメージをもつ人もいるようだ。しかしカクテルのパリジャンは親しみやすく美味である。
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【この辞典の書籍版説明】
「カクテル手帳」上田 和男 |
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