いくら
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【すし手帳】 魚卵など >
秋、故郷に帰ってきたサケが抱える卵は、産卵が間近になるほど大きく、皮もかたくなって食用には適さない。そこでいくら用には、おもに沿岸の定置網で獲れたサケの、まだ皮がやわらかい卵を使う。
写真(北海道産)のいくらは、粒の大きさほどよく歯ざわりはねっとり、脂と塩気のバランスがいい。生気に満ちた甘さに「もう一つ」と後を引く。
かつていくらには完熟の卵巣卵、筋子には未熟な卵巣を用いたが、現在では卵巣をほぐせばいくら、ほぐさなければ筋子と呼ぶようだ。 * 「旬」表示を含め、データはすべてサケ。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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お寿司屋さんに入る前に,旬のネタ,通のネタを完全予習! 握りの写真,素材の魚についての解説,薀蓄,旬,姿写真,主産地,英語名など,すし通のための完璧なデータがつまった革装手帳。 |
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