あまえび
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【すし手帳】 えび・かに >
標準和名どおり澄んだ深紅の殻に、甘えび(北部北大西洋産のホンホッコクアカエビも甘えびとして輸入されている)の通称を裏切らない甘い身を包む。北の深い海(約1000mまで)に棲み、この小さな身体で11年も生きるのだから、さすが長寿を象徴するえびの一族だけのことはある。2?4歳で雄として成長して雌と交尾し、その後はすべて雌に性転換する。
舌にしみるほど甘い身は、口に含んだ瞬間にほろっと溶けるようだ(写真は富山産)。エメラルド色にきらめく卵はしゃりっと噛み心地よく、二つ合わさった味のなんと豊饒なこと。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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