たこ
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【すし手帳】 いか・たこ >
写真は、強い潮流に揉まれて育ったマダコのトップブランド、兵庫県明石産。飾り包丁を入れた身は持ち前の豊かな弾力はそのままにさっくり歯切れよく、人肌の温もりの奥にあえかな甘さが潜む。歯ごたえを楽しむうち、やがてすし飯との相乗効果か、微妙な甘さとさわやかさが、舌と胸にしみる。
「たこ」と聞いて、たいていの日本人が真っ先に思い浮かべるマダコ(北海道では少し事情が違う)。そのマダコの雌は、産卵後から卵が孵化するまでの約4週間、何も食べずにひたすら卵を守りつづけ、孵化が終わるとそのまま餓死してしまうのだという。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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お寿司屋さんに入る前に,旬のネタ,通のネタを完全予習! 握りの写真,素材の魚についての解説,薀蓄,旬,姿写真,主産地,英語名など,すし通のための完璧なデータがつまった革装手帳。 |
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