ほたるいか
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【すし手帳】 いか・たこ >
さっと軽く湯がいただけのホタルイカ(写真は富山県産)を2杯づけして海苔で巻き、生姜をあしらう。照りといい透明感といい、口に含んだときの独特のわずかな青臭さといい、湯を通したとは思えぬほどの生鮮さ。身はやわらかく、かすかに苦みを秘めたワタの甘さと、香り高い海苔がよく合う。
産卵期を迎えた雌のホタルイカは、大挙して浅海に集まってくる。なかでも4月?5月ごろの、富山湾の大集群は有名だ。網が上げられると、無数のホタルイカが1個体1 0 0 0個もの発光器に冷光をきらめかせて、富山湾の初夏の夜を妖しく、はかなげに彩る。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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