あいなめ
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【すし手帳】 白身など >
つややかに澄みきった身はうら若い女性の肌を連想させて、「鮎魚女」と当てた字がいかにもふさわしい。そっと弾むような、若々しい歯ごたえ。見た目以上に豊かな脂を含んでしっとりとやわらかく、清淡な甘さがふんわりと舌に残る。味を生かすには塩を振るか、あるいはぽん酢が向いている。
地方名「あぶらめ」「あぶらこ」からも推察できるように、白身ながらアイナメは脂が多い。それだけ鮮度の落ちるのが早いから、握りで食べられるのはなかなか貴重だ。
関東の旬は春。ほかに春?夏、冬?春を旬とする地域もある。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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