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モーツァルトの子守唄
【もーつあるとのこもりうた】

雑学大全2趣味 > 音楽

有名な『モーツァルトの子守唄』は、最近は『フリースの子守歌』として表記されることが多くなった。ベルハントフリースという人物が、F・W・ゴッターの詞に作曲して一七九六年に発表をした曲だということがわかったからだ。それでは、このフリースという人物は何者なのかというと、モーツァルトとほぼ同時代にベルリンに住んでいた医学博士で、たいへんな音楽好きだったという。しかもモーツァルトの大ファンだったということで、曲調も似通ったものになったのだろう。とはいえ、なぜ後世にまで間違った作者名で伝承されてしまったのかは定かではない。間違い明らかになったのは一九世紀末から二〇世紀初頭にかけてで、この作品だけでなく、その昔の各種作品の真贋論議が盛んにおこなわれるようになった。そのときに、たまたまハンブルクの図書館からこの子守唄の草稿が発見されて、そこに「ゴッターの子守唄、フリース作、一七九六刊」とあったのだ。このことがなければ、モーツァルトの作品とされていたわけだが、題名も違っているのだから不思議なものだ。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305