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ポッキー
【ぽっきー】

雑学大全2社会 > 企業

チョコレート菓子の「ポッキー」は、子どもはもちろん、ウイスキーのつまみにもなるので大人にも人気だ。発売当時、チョコ菓子なのに手を汚さずに食べられる気軽さが消費者の心をつかんで大成功。いまもなお売れ続けているヒット商品である。さて、このポッキーは、いわずと知れた江崎グリコの商品だが、発売当初は「ポッキーチョコレート」ではなく、「チョコテック」という商品名だった。グリコによると、「チョコテック」とは、チョコスティックをもじり、テクテク歩きながら食べるチョコという意味でつけられたという。スティック形のチョコは珍しい時代だったから、商品のインパクトをそのまま名前にしたのだ。しかし、ちょうどその頃、ポッキーの先行商品であるリッツの広告では、「カリポリカリポリ」と食べる音を音楽化して大ヒットしていた。当時は、食べる音を表現する手法がはやっていたのであるそこでグリコは、一九六七(昭和四二)年秋に京阪神でテスト販売し、翌年には全国販売するという段階で商品名を再検討食べるときの音をダイレクトに表現した「ポッキーチョコレート」を商品名にした。いまでは、チョコ味だけでなくアーモンドやいちご味など、種類も豊富で、不動のスナック菓子としてその座をキープしている。ところで、海外では「ポッキー」は販売されていないことをご存知だろうか(一部地域を除く)。実は「ポッキー(Pocky)」は英語で「あばたのある」といった意味になり、また男性器をあらわす隠語でもあるためイメージがよくないのだ。そこで、ミカドゲームに使われる棒に形が似ていることから、ほとんどの国で「Mikado」という名で並んでいる。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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雑学大全2

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【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305