ホームラン
【ほーむらん】
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毎年熾烈なホームラン王争いが繰り広げられるアメリカのメジャーリーグ。二〇〇六年のシーズン終了時点で、ホームラン通算記録歴代第一位は、ハンク・アーロンの七五五本、シーズン記録では二〇〇一年にバリー・ボンズが記録した七三本が歴代一位となっている。ところで、史上最大のホームランは、どれぐらいの距離をかっ飛ばしたものなのだろう。ホームラン五三六本で、通算記録歴代一三位のミッキー・マントル(ヤンキース)は、史上最大のホームランを打った男としても知られている。一九五三年四月一七日、ワシントンのグリフィス・スタジアムでおこなわれた対セネタース戦。彼が放った打球は、左中間スタンドの上にあったスコアボード最上部のさらに上を飛び越え、場外へ飛び出していった。その距離はなんと五六五フィート(約一七二メートル)。メジャーリーグの公式記録としてはこれが史上最長、いいかえれば史上最大のホームランとなっている。これ以降、巻尺で距離を測る必要があるくらいの特大ホームランは、「テープ・メジャー・ショット」と呼ばれるようになった。ちなみに公式記録ではないものの、ギネスブックで公認されている世界最長ホームランもある。打ったのは同じくミッキー・マントル。ギネスブックには、一九六〇(昭和三五)年九月一〇日に、ミシガン州のデトロイトにあるタイガー・スタジアムで打った場外ホームランが載っており、その距離は六四〇フィート(約一九三メートル)。文句なしの史上最大のホームランである。ミッキー・マントルは一九五五年、一九五六年、一九五八年、一九六〇年に本塁打王を獲得している。
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「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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