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ヘビ①
【へび】

雑学大全2生物の不思議 > 動物

「ヘビの尻尾」という表現を普通に使ってしまうが、よく考えてみるとどこが尻尾なのかわからない。体全体が細長い尻尾のような形をしているのだから、どこまでが胴体でどこまでが尻尾かなんて区切りがなさそうに見えるところがその区切りは、生物学的に見れば一目瞭然という。ヘビを裏返すだけでわかるというのだ。ヘビの腹の部分には腹板(腹鱗、いわゆる蛇腹)と呼ばれる横長のウロコが縦に連なっているのだが、頭からたどっていくと、途中に腹板よりも幅の広い肛板と呼ばれるウロコがある。ここには人でいえば肛門にあたる総排出腔があり、その穴を隠すために大きなウロコになっているのだ。それが胴体と尻尾の境目の目印である。つまり総排出腔から頭側が胴体部分、後ろ側が尻尾ということになる。種類によっても異なるのだが、全長に対する尻尾の割合は、多くのヘビはおよそ五分の一。短い場合では一〇分の一、長い場合では三分の一くらいになるという。意外にヘビは胴長なのである。また、一部の原始的な種類では、肛板の左右の両側に後ろ足の痕跡である爪状の突起が見られるという(別項◆◆◆【ニシキヘビ】参照)。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

火元責任者  手のひらを太陽に  ヘノカッパ  

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編集: 東京雑学研究会
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ISBN: 978-4487801305