ナンバー
【なんばー】
【雑学大全2】 学校じゃ教えてくれない?! > 数字
「No.」はご存知のように「ナンバー」と読む。数字と組み合わせて雑誌の号数や部屋番号などを示す。また、「No.1」と書けば、「ナンバーワン」で第一人者の意味となる。これは誰でも知っていることだし、日常よく使われている。しかし、英語の「number」には、どこにも「o」がない。「mister」を「Mr.」、「doctor」を「Dr.」というように、使われている文字を使って省略形をつくるのが普通なのに、どこにも出てこない「o」が使われるのはなぜだろう。その秘密は「number」の語源にある。「number」の語源はラテン語の「numerus(ヌメルス)」で、「数」という意味である。「numerus(ヌメルス)」が、フランス語では「nombre(ノンブル)」になり、英語では「number」となった。このラテン語の「numerus」の変形(奪格に格変化)が「numer?(ヌメロー)」で、「No.」はこの「数でいえば」という意味の「numer?」が省略されたものだったのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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