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トウモロコシ②
【とうもろこし】

雑学大全2生活 > 野菜・フルーツ

トウモロコシを輪切りにして、そこにある粒の数を数えてみてほしい。何度数えても偶数になっているはずだ。ところが、トウモロコシの茎のなかにあって、成長の核となる雌花の「小穂」と呼ばれる部位を調べてみると、その数はバラバラだ。この小穂が成長して粒を次々とつけていき、やがては食べられる大きさのトウモロコシになるはずなのに、なぜ成長すると偶数になるのか。実は、この小穂の成長の仕方に理由がある。小穂の粒は、成長すると二つに分裂していくのである。そのため、病気などの例外を除くと、どんな場合もトウモロコシの粒は偶数になるわけだ。理由を知ってしまうと当たり前のことだが、その理由を知らない人に、必ず偶数であるという現象を指摘すれば、誰もが不思議に思うはずだ。ゆでたてのトウモロコシにかぶりつく前に、きれいに並んだ粒々を観察してみてはいかがだろうか。ちなみに前項と合わせ考えると気づくかもしれないが、小穂の粒々からめしべが伸びて絹糸になるわけだから、絹糸の数と粒々の数は同じになる。つまり、あの毛の数を数えれば、粒々の実が何個あるかがわかるというわけだ(実際は抜け毛があるので、完全ではないが)。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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火元責任者  手のひらを太陽に  上総・下総  

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雑学大全2

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【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305