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セックス
【せっくす】

雑学大全2ヒトの不思議 > 男と女

セックスの回数も少なければ、満足度も低い。日本人そんな「不幸な国民」だという説がある。コンドームメーカー「デュレックス社」が二○○五年、世界四一カ国、三〇万人以上を対象におこなった性に関する意識・実態調査の結果によると、世界各国の平均セックス回数は年間一〇三回。最も多かったのはギリシア人で年間一三八回、二位はクロアチアで一三四回、三位はセルビア・モンテネグロ(当時)で一二八回だったという。アジア各国では宗教や道徳の観念からなのか、セックスに対してオープンな人が少なく、回数も欧米地域などに比べて少ない国が多い。なかでも日本人は、ワースト三位のインド人の七五回、ワースト二位のシンガポール人の七三回を大幅に下回る年間四五回で、堂々の世界最低を記録した。この調査は二〇〇五年で九回目を数えるのだが、日本人セックスレスはいまにはじまったことではなく、ここ数年は世界最低の座をキープし続けている。この結果を踏まえ、以前の同調査では「不幸な国民」とうたわれたこともある。セックス対する満足度では、世界の四四パーセントの人が満足していると答えた。最も満足しているのはベルギー人で五七パーセントだった。また、北欧の国々の人々は、セックスの頻度に不満を感じている人が多く、ノルウェー人(年間平均九八回)では五三パーセントが、スウェーデン人(年間平均九二回)では五二パーセントが、もっと頻繁にセックスをしたいと考えていることもわかった。日本人の満足度はといえば、満足しているのはたった二四パーセントと、中国人の二二パーセントに次ぐ低さだった。とはいえ、中国人の平均回数は年間九六回と日本の倍以上である。つまり、日本人セックスは質・量ともに世界最下位といってもいいかもしれない。だが、当の日本人は、セックスの頻度を増やしたいと思っている人も二五パーセントと少なく、セックスそのものにあまり興味がないということなのだろうか。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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「雑学大全2」東京雑学研究会

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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305