辞典
【じてん】
【雑学大全2】 趣味 > 書籍
「辞典」「事典」「字典」など、一口に「じてん」といっても様々ある。これらの違いはどこにあるのだろう。まず「辞典」であるが、これは国語辞典や英和辞典に代表されるように、言葉をある基準にそって整理配列し、その表記法、発音、品詞、語源、意味、用例、用法などを記した書をいう。「事典」は、おもに言葉と用法を解説する「辞典」とは異なり、写真や図を用いて総合的な解説をおこなうことを特徴とする。百科事典や人名事典が代表的である。かつては「ことてん」と呼んでいたが、一九三一(昭和六)年、平凡社が『大百科事典』を出版して以降、「じてん」として定着した。最後に「字典」だが、これは狭義では「漢和辞典」のことで、漢字を分類し、その発音、意味、用例などの説明をしたものである。広義では、漢詩をつくるために「韻」で分類した「韻書」や、中国で古書に出てくる語の意味を分析し分類した「訓詁書」が含まれる。ちなみに訓詁書の「訓」は、日本語の「訓読み」の由来である。訓読みとは、漢字を字音ではなく、同じ意味ですでにある日本固有の和語で読む読み方のことである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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