コブ
【こぶ】
【雑学大全2】 生活 > 健康
子どもが転んだときなどに、案外簡単にプクッと膨れてしまうタンコブ。このタンコブにもいろいろな違いがあって、青ずんでいたり、どす黒くなったり、肌色のままだったりする。いったい、タンコブの中身は何だろう。まずは、肌色のままのタンコブの中身だが、意外にプクッと膨れるが、赤くもない場合の正体は、リンパ液や血清成分。その部分をぶつけたことによって、血管や皮下が傷ついたものの、赤血球がにじみ出てしまうほどの損傷ではなく、成分の細かいリンパ液や血清だけが皮下に溜まってしまった場合だ。赤紫になっている場合は、その中身は血液が固まった血腫。血液は凝固作用があるので、いったんその形で固まってしまい、煮こごりのような状態になり、約二週間くらいで徐々に体内に吸収される。ほとんどの場合は、放っておけば自然に吸収されるのだが、血腫のまわりに被膜ができて完全に吸収されずに残ってしまう場合や、縮まない場合もあるので、様子を見てあまり小さくならないようだったら、病院に行って内部の血を吸い出してもらうことになる。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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