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【かい】

雑学大全2生物の不思議 > 魚類

貝が生まれたときは、どんな形をしているのだろうか。貝類といっても種類はかなり多いが、たとえばアサリやハマグリなどの二枚貝について調べてみると、どの段階を生まれたときとするかによって違ってくる。私たちに身近な貝類であるアサリやハマグリなどは、生まれたときには殻を持っていない。まず、貝の卵は水中に産み出されて受精する。受精した後の卵は膜で覆われているが、そのままそのなかで分裂を繰り返す。この時期を過ぎると、体表に繊毛のあるトロコフォラ幼生となる。この段階では、まだ貝ではない。殻ができるのは、ベリジャー幼生に変態したときで、この殻ができると卵の膜の外に出てきて、いわゆる「貝」として成長していくのだ。つまり、卵から孵化してからしばらくは、ただ海中をさまよっているだけ。プランクトンのようにぷかぷか浮いていて、変態を繰り返している。その後、海底での生活ができるようになったら着底をして、いわゆる貝の赤ちゃんになるのだ。これに比べて、殻を持って生まれてくる種類もある。その種類は、カタツムリ、ボウシュウボラなどで、卵から孵化したときに、すでに親と同じような形をしているのだ。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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火元責任者  手のひらを太陽に  巨人軍  

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雑学大全2

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【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

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出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305