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オーロラ
【おーろら】

雑学大全2自然 > 天候

オーロラを見たいなら、アイスランドやノルウェーなどの北極圏の国々まで行かなくてはならないと思っている人も多いだろうが、日本でも見ることができる。ただし、北極圏の国で見られるオーロラとは少し違いがある。日本などで見られるオーロラは「低緯度オーロラ」と呼ばれるもので、赤い色をしているのが特徴だ。そもそもオーロラが起きるのは、太陽から流れてくる電気を帯びた粒子(プラズマ)が、地球の磁気圏とぶつかって発電し、その電気エネルギーが大気と衝突するからだ。電気エネルギーが大気と衝突する際に発光するので、それが美しく輝いて見えるである。この電気エネルギーの量や、ぶつかる大気中の原子や分子イオンの違いによって、様々な色があらわれるというわけだ。日本での赤いオーロラだが、もちろん見たいときにいつでも見ることができるわけではない。日本で見られる低緯度オーロラメカニズムは詳しくはわかっていないが、太陽の活動が活発になると見られるといわれている。太陽の活動が活発になると、太陽表面の爆発によってプラズマが大量に放出されるため、低緯度の地域までプラズマの影響が出るようだ。また、太陽の活動は一一年周期で活発になるといわれている。最近、日本でオーロラが観測されたのは、二〇〇四(平成一六)年一一月八日、北海道でのこと。北海道の陸別町にある銀河の森天文台では、オーロラの撮影にも成功した。過去にさかのぼると、『日本書紀』が書かれた時代にも、オーロラは観測されていたようである。『日本書紀』に「紅気」「赤気」と記されている現象は、赤く見えるオーロラのことだといわれている。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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