非常任理事国
【ひじょうにんりじこく】
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2年の任期つきで安全保障理事会を構成する理事国
国際連合(国連)の安全保障理事会(安保理)を構成する15か国の理事国のうち、常任理事国を除く10か国の理事国を指す。毎年の国連総会で5か国ずつ改選される。
国連安保理で手続き事項以外の重要な問題を決議するには、すべての常任理事国を含む9か国以上の賛成がなければならない。したがって、すべての常任理事国が賛成した決議案あっても、7か国の非常任理事国が反対に回れば決議案が成立しない。
非常任理事国の参加枠は地域ごとに分配されており、現在は、アフリカから3か国、アジア、ラテンアメリカ、西ヨーロッパからそれぞれ2か国、東ヨーロッパから1か国となっている。任期は2年だが、2期続けての選出は認められていない。
日本は、過去8回と多くの非常任理事国入りを果たしている。
国連は、9月27日の総会で新しい非常任理事国を選んだ。2003年から加わるのは、ドイツ・スペイン・パキスタン・チリ・アンゴラの5か国。1年の任期を残したブルガリア・カメルーン・ギニア・メキシコ・シリアの5か国とともに非常任理事国として安全保障理事会に参加する。
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