伊万里焼饅頭[エトワール・ホリエ]
【いまりやきまんじゅう】
【全国五つ星の手土産】 九州・沖縄 > 佐賀県
17世紀、欧州向けの陶磁器を送り出した伊万里の港。今日では古伊万里と呼ばれるその焼物の故郷で、明治33年(1900)に創業したエトワール・ホリエの代表銘菓が、ユニークな茶碗形の伊万里焼饅頭。本物の磁器とは異なり、この饅頭の伊万里焼はかさっとして、わびさびを感じさせるような質感。実はこれは焼物のひび割れ(氷裂焼)を模したもので、独自の製法で生み出される。生地にアーモンドを散らし、真ん中にクルミを一粒埋め込んだ皮は香りがよく、中にはしっとりした白餡が詰まっている。全国銘菓百選にも選ばれた自慢の逸品だ。
もう一つの自慢の菓子、古窯の都も餡入りの焼き菓子。焼物の登り窯に感を得て、肥前路に点在する有名な3つの焼物の里、有田・伊万里・唐津にちなみ3種類の味が揃う。地元ゆかりの銘菓はほかにも多数。凝ったパッケージもあって、みやげに喜ばれている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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全国五つ星の手土産[link] |