羽二重おりひめ[御素麺屋]
【はぶたえおりひめ】
【全国五つ星の手土産】 北陸・甲信越 > 福井県
元禄12年(1699)の創業で、福井藩の御用達商人だった老舗。風変わりな店名は、当時の藩主松平吉品が病気の折、そうめんを献上したところ、それを食べて全快したことから、現店名を屋号として与えられたものだという。現在は十四代目社長が店を守っている。
人気商品の羽二重おりひめは、福井の代表銘菓である羽二重餅をひと口サイズに小切りし、クルミをまぶして黄な粉をかけたもの。口に入れるとクルミの香ばしい味が広がり、餅と、さくっとしたクルミの食感とが独特な味わいを生み出している。隠し味として入れられた黒糖との相性も抜群だ。
同店では、昭和40年頃から洋菓子の製造も始めており、ケーキなどの品揃えも豊富。和菓子では、たっぷりの餡と大粒の栗が入った福の井名物栗どら、丹波大納言小豆を使った福の井最中などが好評を博している。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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