まるやまからから煎餅[宇佐美煎餅店]
【まるやまからからせんべい】
【全国五つ星の手土産】 北海道・東北 > 山形県
昭和24年に創業した宇佐美煎餅店の代表銘菓、まるやまからから煎餅は、鶴岡に昔から伝わる駄菓子で、庄内名物として知られている。小麦粉と沖縄産の良質の黒砂糖を使った煎餅の中に、手作りの玩具が入っているのが特徴だ。三角形の煎餅を割ると、でんでん太鼓や鈴、紙風船、将棋の駒、紙人形など、懐かしい民芸玩具が出てくるのに驚かされる。かつては、粘土でできた小さなおもちゃが入っていて、振るとからから音がするところから「からからせんべい」と呼ばれるようになったそうだ。
今では衛生上の理由から玩具は和紙に包まれているので振ってもはっきりした音はしないものの、何が出てくるのかわくわくしながら煎餅を割るのが楽しく、子どもも大人も一緒に遊べる。一つ一つ手作りされた煎餅の素朴だがしみじみとした味は癖になりそう。このほかにも煎餅は種類多彩。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |