久慈良餅[永井久慈良餅店]
【くじらもち】
【全国五つ星の手土産】 北海道・東北 > 青森県
明治40年(1907)、浅虫温泉に湯治に来ていた日露戦争の傷痍軍人のために、初代吉兵衛が考案したのが久慈良餅の起こり。「いく久しく慈しまれる良い餅」であるようにとの願いから、この一風変わった商品名が生まれたという。上質の津軽米を製粉し、吟味したこし餡と砂糖を混ぜて蒸し上げた、薄い小豆色の蒸し菓子で、甘さは控えめ。ところどころに入ったクルミの風味が香ばしい。存在感を感じさせる、もっちりとした歯ごたえもいい。夏季は冷やして食べるといっそう美味しく、買ってから3日以上経ったものは、ビニール袋のままゆでた後、冷水で冷やして食べると出来たての味に戻るという。フライパンにバターをひいて焼いて食べてもいいそうだ。
このほか、小麦粉に黒ビロードゴマなどを混ぜ、小口薄切りして高級サラダ油で揚げた板かりんとうも好評。素朴な味でつい後をひく。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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