手打ちそば 吉法師
【てうちそば きちほうし】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 目黒区
高級住宅が並ぶ碑文谷に、“美味し酒、旨し肴、うまい蕎麦”をモットーに平成2年にオープン。「当時はまだ、酒とそばの両方を楽しんでもらえる店が少なかった」と店主の田岡敏弘さんは話す。親戚のそば店を4年間手伝った後、「料理人は魚が扱えないと一人前ではない」と言われ、日本料理店で6年間修業。ふぐの調理師免許も取ったという本格派の料理人だ。それだけに、そばだけでなく、酒肴もグレードが高い。
蟹の内子や鴨ロースなどの定番料理のほか、旬の魚のお造りや野菜料理など季節の一品料理も豊富で、常時25種類以上の酒肴が揃う。鮮魚は天然ものだけ、卵も自然飼育の高級品を使うなど、食材にもこだわる。締めのそばにもセンスが光り、人気の天邪鬼そばは鴨肉と野菜たっぷりの温かい汁につけて食べるが、鴨肉を細かく切ることで汁にいっそう肉のうまみが行き渡っている。麺は、店専用の挽き方で何種類かに挽いた粉をブレンドした手打ち。せいろと田舎のほか更科や変りそばもある。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |