駒形蕎上人
【こまがたそばしょうにん】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 台東区
駒形橋の近く、江戸通りに面した鉄筋10階建て。店は1階のみで、店内は宮大工の手になる数寄屋風のつくり。無垢材を使ったテーブル席と、輪切りの天然木をテーブルにした広めの座敷があり、どちらもゆったりとしている。店は平成元年に浅草一茶庵の名で創業したが、平成9年から、そば教室を開校するにあたり屋号を駒形蕎上人と改めた。
店主の平沼孝之さんは神田にあった一茶庵の出。その腕を生かし、並そば、太打ちの田舎、しそ切り、季節ごとに打ち変え
る2種類の変わりそばの計5種類を毎日二八で打つ。北海道、福島、茨城の標高700m以上で育った、粘りと香りに優れた最高級の玄そばを石臼で挽いて使用。独特の舌ざわりとのど越しがよく、辛口のつゆとのバランスもいい。五色そばは、平沼さんが一日に打つすべてのそばを盛ったおすすめの一品だ。
ちなみに、ここのそば教室で腕を磨き、都内をはじめあちこちでそば屋を開業している卒業生は多い。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |