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行徳
【ぎょうとく】

東京五つ星の魚料理和食処・魚介居酒屋 > 台東区

からりと引き戸を開けて店に入ると、左手にカウンターがすいと延びて、その前にカウンターとほとんど同じ長さのネタケース。この中が大迫力だ。活き〆の丸ごと1本のカツオやカレイ、石鯛など季節の魚がぎっしり、目をぴかぴか光らせている。アジ、サンマ、鯛の兜やさまざまな貝類もある。魚好きなら見ているだけでわくわくしてくるこの景色。前に立つのは主人の大草修さんだ。

主人は市場で自分で選んだ活魚を、その場で締めてもらう。煮焼きにも、刺身にできる活魚しか使わない。一方で刺身盛り合わせには、酢で洗った小肌やアワビ酒蒸し、湯引きした青柳など、しっかり手をかけたタネが加えてある。煮物・焼物にせよ鍋にせよ、同様に心配りが利いて、量もけちらない。「根っこが魚屋だからかね。冬場のあんこう鍋も乞うご期待」と、屈託のない主人の笑顔がいい。


東京書籍
「東京五つ星の魚料理」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

かねます  割烹 やき蛤  のと半島 時代屋  

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【この辞典の書籍版説明】

「東京五つ星の魚料理」岸 朝子/選

寿司をはじめ、ふぐ・あんこう・まぐろ・あゆ・くえ・かになどの各専門店,日本各地の旬の地魚を味わえる郷土料理の店など、東京の魚料理の老舗・名店を、各店自慢のお酒とともに岸朝子が厳選して紹介。

出版社: 東京五つ星の魚料理[link]
編集: 岸 朝子/選
価格:1728
収録数: 256
サイズ: 20 x 12.2 x 2cm
発売日: 2008-12-01
ISBN: 978-4-487-80247-0