よね津
【よねづ】
【東京五つ星の魚料理】 郷土料理・地魚料理 > 目黒区
高知県出身の主人・米津久紀さんは土佐料理の名店・祢保希で長く修業したのち、平成11年にこの店を開いた。壁や天井に古材をふんだんに使った内装は質実で品がよく、主人が意図した「落ち着いた大人の隠れ家」のイメージを裏切らない。分別のある大人のカップル、中・初老の穏やかな夫婦連れのための和風のサロン、とでもいえようか。
「二人連れの客が多いから、いつのまにか1人前の量が増えました」と主人が笑うように、どの料理も1人前を二人でシェアしてちょうどいいくらい。盛り付けも美しい。
名物かつおたたきは、土佐の一本釣りの名船・明神丸が釣ったカツオで造る。土佐の棒寿司には、脂がきつすぎない土佐清水のゴマサバを使う。生きたまま急速冷凍して送られる、四万十川のゴリ――目の前に並ぶのは、土佐料理の名品ばかり。酒が進むのも夜が更けるのも、早い、早い。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の魚料理」岸 朝子/選 |
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寿司をはじめ、ふぐ・あんこう・まぐろ・あゆ・くえ・かになどの各専門店,日本各地の旬の地魚を味わえる郷土料理の店など、東京の魚料理の老舗・名店を、各店自慢のお酒とともに岸朝子が厳選して紹介。 |
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出版社:
東京五つ星の魚料理[link] |