神楽坂 牛丸
【かぐらざか うしまる】
【東京五つ星の肉料理】 牛肉料理 > 新宿区
手斧削り風模様の分厚い木の引戸は高さ約120㎝。茶室のにじり口をイメージしたといい、店に入るにはどうしたって頭を下げなければならない。店の中では身分の差なし、みんな等しく楽しんでほしい、との意を込めてこうしつらえたという。
椅子もテーブルも、カウンターも腰板も黒、ほの暗い照明に壁の紅殼色だけがほうっと華やいだ店内は、いかにも神楽坂らしく妖しく、しかもしっとりと落ち着ける。
「牛丸」の店名は「牛を丸ごと食べる」ことに由来するが、今はモツを扱っていないから、看板どおりとはいかない。そのかわりというか、肉のラインナップは賑やか。サーロイン、ヒレは当然としてイチボ(腰)・ミスジ(肩)・トモサンカク・シンタマ(もも肉の中心部)・ランプ(腰下)・プレートほかとそろい、刺身ならそれぞれ提供の仕方を変える凝りようだ。
コース(ステーキつきは2コースのみ)を選んで、希望により単品を追加するシステム。焼酎の品ぞろえも充実している。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の肉料理」岸 朝子/選 |
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とんかつ、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、桜鍋、ハンバーグ、ビーフシチュー、軍鶏料理……あらゆる肉料理から、東京でこれぞという名店を料理記者・岸朝子が精選に精選を重ねて紹介。 |
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出版社:
東京五つ星の肉料理[link] |