馬肉料理 吉松亭
【ばにくりょうり きっしょうてい】
【東京五つ星の肉料理】 馬肉料理 ＞ 豊島区
それぞれ個性的な都内の馬肉料理店のなかでも、この店はランチも含めて品数が多いこと、馬腸など稀少なモツ類を食べられること、そして値段がリーズナブルなのがうれしい。広い通路を挟んで右に４つの座敷、左に入れ込みの座敷とテーブル席を配した店は、半地下ながら白木を多用して驚くほど明るい。
経営者の松本博己さんは、食用馬の牧場を経営する友人が兼営する青森県の馬肉料理専門店でスタッフを修業させたのち、平成16年に当地に店を開いた。肉は同県十和田から、部位別にチルドの真空パックで送られてくる。牧場主兼専門店主の友人が育て、厳選した肉は、品質も鮮度も申し分ない。
看板の馬肉みそ鍋は、陸奥の恵みに満ちた料理だ。南部鉄の鍋に十和田の馬肉、ざくにはささがきごぼうや舞茸、南部せんべい、味噌は青森の田舎味噌。素朴ながら豊潤な味に、食べ物への感謝の気持ちがいっぱいに湧いてくる。清潔な店内で、店長はじめスタッフのやさしくてきぱきした応対が胸にしみる。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の肉料理」岸 朝子／選 |
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とんかつ、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、桜鍋、ハンバーグ、ビーフシチュー、軍鶏料理……あらゆる肉料理から、東京でこれぞという名店を料理記者・岸朝子が精選に精選を重ねて紹介。 |
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出版社：
東京五つ星の肉料理[link] |
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