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ちんや
【ちんや】

東京五つ星の肉料理牛肉料理 > 台東区

獣医を務めつつ大名や豪商に狆などの愛玩動物を納める家業から、江戸時代には一般に「狆屋」と呼ばれていた。明治13年(1880)にこの呼称をそのまま屋号として料理屋に転じ、同36年、すき焼(当時は牛鍋)専門店に再転身した。創業時と変わらず雷門の目と鼻の先に、鉄筋7階建ての堂々たる店鋪を構え、外国人も含めて日夜多彩な客を集めている。

十分な肥育期間を経た雌の黒毛和牛の肉を、地下の冷蔵庫で3週間ほど熟成させてから用いるが、要はこの店の割下と調理法に合うかどうかが大事だという。霜降りがすき焼に向いているのは、熱し過ぎても硬くなりにくいためだ。逆にいえば赤身でも、煮る加減さえ注意すれば問題はない。肉本来の味にあふれた赤身(シャクシ、ランプなど)をたっぷり賞味できるのも、調理に細心の気配りを込める当店ならでは

温度・湿度により微調整する割下と厳選肉、適度の火加減三拍子そろったすき焼に満足して帰る客の、何と多いこと。


東京書籍
「東京五つ星の肉料理」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

小春軒  銀座 みやちく  韻松亭  

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【この辞典の個別アプリ】

東京五つ星の肉料理

すき焼の江知勝、鳥すきのぼたん、鴨すきの鳥安など、東京でこれぞという名店を岸朝子が精選し紹介。肉料理のガイドブックアプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「東京五つ星の肉料理」岸 朝子/選

とんかつ、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、桜鍋、ハンバーグ、ビーフシチュー、軍鶏料理……あらゆる肉料理から、東京でこれぞという名店を料理記者・岸朝子が精選に精選を重ねて紹介。

出版社: 東京五つ星の肉料理[link]
編集: 岸 朝子/選
価格:1728
収録数: 256
サイズ: 20 x 12.2 x 1.6cm
発売日: 2007-12-01
ISBN: 978-4-487-80183-1