▼知床の漁師は半島を横断して漁をする
【】
【旬のうまい魚を知る本】 >
オホーツク海の水深300~700メートルの海域は、キチジの絶好の漁場になっている。その北の海に面するウトロでキチジ漁漁師を取材したことがある。
「メンメは底刺網で獲っている。深い海にいる魚だから、きつい漁になる。高級魚だから、扱いもていねいにしなければならない。船上で大中小のサイズに選別して、きれいに並べて沖詰めする。だから若い衆の人手もいるしな」
キチジを狙うのは4月から12月まで。1月から3月のあいだのウトロは、流氷で海が閉ざされ、漁どころの話ではない。その期間は流氷のない羅臼(らうす)からスケトウダラ漁に出るのだそうだ。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「旬のうまい魚を知る本」東京書籍 |
|
季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。 |
|
出版社:
旬のうまい魚を知る本[link] |