ババ
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フランス菓子のサヴァランSavarinのほうが耳になじみがあるかもしれない。基本的には同じもので、東欧に起源があるとされる伝統的な焼き菓子。ババの名の由来は諸説あるが、発案した王様が「千夜一夜物語」のアリババにちなんでつけたという説が一般的なようだ。
作り方の基本は、まずは小麦粉、卵、砂糖、バターに酵母を加えた生地を膨らませ、ふっくら焼き上げる。それをラム酒ベースのシロップにとっぷり浸す。スポンジケーキより粗くパンよりも軽い生地はシロップをよく吸ってじゅわっと重い。そこにたっぷりクリームを添える。ブリオッシュのような型で焼くことが多く、ぽっこりした形にクリームやフルーツを飾った姿はかわいらしい。ベリー系のソースもよく合い、写真はフランボワーズとブルーベリーで爽やかに。
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【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
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イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
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