カポナータ
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【イタリアン手帳】 前菜 >
端的にいえば、素揚げしたいろいろな野菜の炒め合わせ煮。シチリア名物として知られる。野菜はなんでもいいが、シチリア特産のナスをメインにしたものが多い。語源は、庶民的なナスを、貴族が食べていた高級魚capone(カポーネ)に見立てたという説や、大衆食堂もしくはそこで出された料理を意味するラテン語の(caupona)カウポーナに由来するという説がある。
ナスをはじめ、野菜を揚げてトマトソースで煮込み、白ワインビネガーをきかせて仕上げたさっぱり風味。ズッキーニ、パプリカなど夏野菜がカラフルで楽しい。タマネギでコクと深みを持たせ、ジャガイモ、カボチャなどを使うことも。前菜のほか、メインのつけ合わせにすることもある。フランスのラタトゥイユRatatouilleにも似ているが、酸味を効かせた味わいが少し違う。
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【この辞典の書籍版説明】
「イタリアン手帳」岸 朝子 |
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イタリアンレストランでメニューを見るときやイタリア料理のレシピを読むとき、とにかく1冊手元にあれば困らない手帳型イタリア料理図鑑。 |
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