君山銀針
【くんさんぎんしん】
【喫茶手帳】 中国茶 >
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君山銀針は、湖南省の景勝地、洞庭湖に浮かぶ君山島が産地です。
黄茶の代表格であるこのお茶は、白毫(白い産毛)に覆われた若芽を黄茶独特の製法で仕上げます。まず茶葉を低温で半乾燥させた後、牛皮紙に包んでわずかに酸化発酵させます。これは「悶黄」と呼ばれ、これを数回繰り返すと、黄茶特有の青竹のような爽やかな香りと上品な甘みが出ます。
なお、君山銀針をひとつまみグラスに入れて熱湯を注ぐと、幻想的にも茶葉はゆっくりと浮き沈みを繰り返します。
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【この辞典の書籍版説明】
「喫茶手帳」作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会 |
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コーヒー,紅茶,中国茶,日本茶,ハーブティーのすべてがわかる手帳。生産地,味,香,炒り方,抽出法,価格の目安などのデータが,マトリクス形式で一覧できる。 |
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